
CCNA取得への道 ~第1回~

こんにちは、ラダーシステム株式会社のY.Yです。
今日は水曜日なので、スイッチングについて学びたいと思います。
そもそもスイッチングとは?
・ネットワーク内でデータを効率的に転送するための技術や知識
・スイッチ(Switch)と呼ばれるネットワーク機器の動作原理や設定方法、トラブルシューティングに関する内容が中心
【スイッチ】(Switch)
スイッチはレイヤ2のデバイスであり、特徴として
- 受信したフレームの送信元MACアドレスを学習
- 受信したフレームの宛先MACアドレスに従って転送
- VLANをサポート(論理的にLANを分割する機能)
- MACアドレステーブルはVLAN毎に管理
の4つの機能が備わっています。
スイッチはフレームを受信すると、送信元MACアドレスを学習します。
ただし、この機能のうちMACアドレステーブルに受信したフレームの宛先MACアドレスと一致する情報が無ければ、そのフレームをフラッディング(受信ポート以外の全ポートから送信)します。
参考元:Ping-t
例として、この図を参考にしてみます。
この図では受信したフレームから
- 送信元MACアドレス 0202.0202.0202を学習している。
- 宛先MACアドレスが0505.0505.0505である。
といった情報が読み取れます。
ですが、受信フレームの上部にあるMACアドレステーブルを見てみると、宛先MACアドレス 0505.0505.0505が登録されていません!
この場合、先ほど記載したようにMACアドレステーブルに受信したフレームの宛先MACアドレスと一致する情報が無いので、そのフレームをフラッディングする必要があります。
つまり上記の図から【このフレームをFastEthernet0/12以外のポートからフラッディングする】ということが読み取れます。
次回の目標
次回のスイッチングではMACアドレステーブルとは何かを学びたいと思います。