CCNA取得への道 ~第2回~

こんにちは、ラダーシステム株式会社のY.Yです。

今日は月曜日なので、ネットワーク基礎のIPコマンドについて学んで行きたいと思います。

 

【IPコマンド】

サーバ元となるOSにコマンドを入力することで、コマンドに沿った結果が表示されます。

それでは今回はWindows PCに「arp -a」を入力したときに表示される以下の図を読み解いていこうと思います。


参考元:Ping-t

arp -aコマンド

  • arp -aコマンドはARPテーブルを表示するコマンドです。

ARPテーブル

  • ARP(Address Resolution Protocol)テーブルは、IPアドレス(インターネットアドレス)とそれに対応するMACアドレス(物理アドレス)の対応関係を示しています。
  • ネットワーク上のデバイス同士が通信する際、IPアドレスをMACアドレスに変換する必要があり、これを管理しているのがARPテーブルです。

 

図からわかること

上記の図から現時点でわかることを挙げていきましょう。

  • この表はARPテーブルであること
  • IPアドレス192.168.3.1に対応するMACアドレスは00-11-26-00-9e-e1

ということが読み取ることができ、上記の点から「192.168.3.1」宛にパケットを送信する場合の宛先MACアドレスは「00-11-26-00-9e-e1」になるということがわかりますね!

※ここで気を付けるべきポイントは、送信元MACアドレスだと実際にパケットを送信するデバイス(この場合2行目に表示されている192.168.3.2)のMACアドレスであり、ARPテーブルには表示されていないので注意が必要です。

 

各OSのIP確認コマンド


参考元:Ping-t

次回の目標

今回はWindows PCに「arp -a」コマンドを入力したことで表示されるARPテーブルについて学ぶことができました。
次回のネットワーク基礎ではIPアドレスやルーティングテーブルを学んで行きましょう!

参考文献

     

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