CCNA取得への道 ~第5回~

こんにちは、ラダーシステム株式会社のY.Yです。

今日は木曜日なので、ネットワーク基礎のIPアドレスとルーティングテーブルを学びたいと思います!

 

ルーティングテーブル

ネットワーク機器(主にルーターやコンピュータ)がパケット(データ)をどこに送ればいいかを判断するための情報をまとめた表のようなものです。

 

コマンド

ルーティングテーブルを表示するためのコマンドは、

Windows、Mac:netstat -r

Linux:route print [show]

を使用します。

また、これらのコマンドの出力内容はいずれも、インターフェース一覧、IPv4ルーティングテーブル、IPv6ルーティングテーブルを表示することができます。

 

IPアドレス

  • ネットワークに接続しているデバイス(PCやルータなど)に割り当てる番号のことを指します。
  • IPアドレスは32bitのIPアドレスを8bitごとにドット「.」で区切って10進数で表記します。
    例)11000000.10101000.00000000.00000001
    この場合10進数に変換すると左から
    11000000が192
    10101000が168
    00000000が0
    00000001が1となるので、192.168.0.1と表記することができます。

 

IPアドレスの構成

  • IPアドレスは「ネットワーク部」と「ホスト部」で構成されており、上記の192.168.0.1を紐解いていくと、192.168.0がネットワーク部、1がホスト部で構成されています。
  • また、IPアドレスは管理するためにクラスという概念を用いており、A~Eまでの5つに分類されます。
    ・クラスA…最初の1ビットが「0」から始まり、第1オクテットをネットワークアドレス、第2~第4オクテットをホストアドレスとして使用する。・クラスB…最初の2ビットが「10」から始まり、第1・第2オクテットをネットワークアドレス、第3・第4オクテットをホストアドレスとして使用する。・クラスC…最初の3ビットが「110」から始まり、第1~第3オクテットをネットワークアドレス、第4オクテットをホストアドレスとして使用する。・クラスD…最初の4ビットが「1110」から始まり、ネットワークアドレスとホストアドレスの区別が無く、マルチキャストアドレスとして使用される。・クラスE…最初の4ビットが「1111」から始まり、ネットワークアドレスとホストアドレスの区別が無く、将来使用するために予約されている。

 

マルチキャスト

上記のクラスDのアドレスは、マルチキャスト用に割り当てられています。

マルチキャストアドレス…特定のグループを表すアドレス。
例として、クラスDに参加したい機器はクラスDに割り当てられたマルチキャストアドレス宛のパケットを受信することで、クラスD宛のデータを受信することができます。

 

次回の目標

この他にもIPアドレスはグローバルアドレスやプライベートアドレスといったように分類することができます。

次回のネットワーク基礎ではグローバルアドレスやプライベートアドレスについて学んで行きたいと思います!

     

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