
SQLの基礎を理解する②

SQLを使用するにあたって4大構文と呼ばれるDBを操作する際に基本となる構文があります。
該当する構文は以下4種となります。
・SELECT文:DBからデータを抽出する際に使用します。
書き方の例
SELECT カラム名1 , カラム名2… From テーブル名 ;
SELECTの後に取得したいカラム名を書いていきます。この際に2つ以上のカラム名を使用したい場合は「カラム名1」の後に「,(カンマ)」を使用して記載していきます。
Fromの後にデータを抽出したい対象のテーブル名を指定します。
構文を書く際のイメージとして下記をイメージすると良いかと思います。
SELECT 何を From どこから
・INSERT文:DBへレコードを挿入する際に使用します。
書き方の例
INSERT INTO テーブル名(カラム名1,カラム名2,…) VALUES(値1,値2,…) ;
INSERT INTOの後ろにデータを挿入したいテーブル名を指定し、テーブル名の後ろの()でどのカラムに値を挿入するのか指定します。その後、VALUESの後ろの()に挿入する値を書きます。
構文を書く際のイメージとして下記をイメージするといいかと思います。
INSERT INTO どのテーブル (テーブル内のどのカラム) VALUES (前のカッコで指定したカラムに挿入したい値)
・UPDATE文:DBに存在するレコードを更新する際に使用します。
書き方の例
UPDATE テーブル名 SET カラム名1 = 値1 , カラム名2 = 値2…;
UPDATEの後ろにデータを更新したいテーブル名を指定します。SETの後に値を更新したいカラムを指定し、そのカラムに登録したい値を記述します。
構文を書くイメージとして下記をイメージするといいかと思います。
UPDATE テーブル名 SET カラム名1 = 値1 , カラム名2 = 値2…;
DELETE文:DBに存在するレコードを削除する際に使用します。
書き方の例
DELETE From テーブル名;
DELETE Fromの後に削除したいレコードが存在するテーブル名を指定します。
以上4種がSQLで基本となる4大構文となります。
これら基本的な4大構文に加えて様々な句と呼ばれるものがあります。句を使用することによってもっと細かくデータの指定ができたり、条件をつけることができるので、次回はこちらについて解説させて頂きます。