SQLの基礎を理解する①

ITエンジニアになりたい!と思った方にまずお勧めしたい言語がSQLになります。
なぜなら、ほぼすべてのシステムがデータベースと関りがあるからです。
現代のアプリケーションやシステムは、何らかの形でデータを保存・取得する必要があります。
ユーザ情報、商品データ、取引履歴など、これらは通常データベースに保存されSQLで操作されます。
Webエンジニアならサーバーサイドの処理で、データサイエンティストならデータ抽出で、インフラエンジニアならログ解析や監視データの確認に活用できるので、用途が限定されず今後想定される実務経験に幅広く応用がききます!
今回はそんなSQLに関して、順序だてて説明をしていきます。
SQLとは
SQLは「Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)」の略です。
簡単に言うと、データベース(DB)という場所から情報を取り出したり、追加・更新・削除したりするための言葉です。システムに登録されている顧客や商品などの情報を操作する際に使用します。システムには必ずと言っていいほどデータベースがあるので、どのような開発言語かに関わらず、SQLの知識は必要です。
データベース(DB)とは
データベースとは、たくさんの情報を整理して保存しておく場所のことです。例えば、ある会社が従業員の名前・住所・電話番号を保存しておくとき、以下の表のような形でデータベースに保存されます。